シュリーマド・バーガヴァタム 1.17.31
節
rājovāca
na te guḍākeśa-yaśo-dharāṇāṁ
baddhāñjaler vai bhayam asti kiñcit
na vartitavyaṁ bhavatā kathañcana
kṣetre madīye tvam adharma-bandhuḥ
na te guḍākeśa-yaśo-dharāṇāṁ
baddhāñjaler vai bhayam asti kiñcit
na vartitavyaṁ bhavatā kathañcana
kṣetre madīye tvam adharma-bandhuḥ
訳語
rājā uvāca—王が言った; na—~ではない; te—あなたの; guḍākeśa—アルジュナ; yaśaḥ-dharāṇām—その名声を受け継いだ私たちの; baddha-añjaleḥ—手を合わせている者; vai—確かに; bhayam—恐れる; asti—~がある; kiñcit—わずかでも; na—どちらも~ない; vartitavyam—生きることが許される; bhavatā—あなたによって; kathañcana—ぜひ; kṣetre—その場所で; madīye—私の王国で; tvam—あなた; adharma-bandhuḥ—無宗教の友。
翻訳
そこで王は答えた。「私たちはアルジュナの名声を受け継いでいる。ゆえに、手を合わせて私に身を委ねているおまえを殺すわけにはいかない。だが、私の王国に住むのは許さない。おまえは無宗教の友人だからである」
解説
あらゆる無宗教の友であるカリの権化は降参して許されましたが、どのような状況であっても、福祉国家内ではどこであろうと住むことは許されません。パーンダヴァ兄弟は、クルクシェートラの戦いを起こしたお方である人格神、主クリシュナに選ばれた代表者ですが、それは主が個人的な利益を追求したわけではありません。主は、マハーラージャ・ユディシュティラのような理想的な国王に、そしてマハーラージャ・パリークシットのような子孫に世界を治めてほしいと望み、だからこそマハーラージャ・パリークシットのような責任ある国王は、パーンダヴァ兄弟のすばらしい名声を犠牲にしてまで、自分の王国内に無宗教の友人を住まわせるわけにはいきませんでした。それが国内の堕落を一掃する方法であり、ほかに方法はありません。無宗教の友は国内から抹殺しなくてはならず、そうすることで、国を堕落から救うことができるのです。