シュリーマド・バーガヴァタム 1.15.46

te sādhu-kṛta-sarvārthā
jñātvātyantikam ātmanaḥ
manasā dhārayām āsur
vaikuṇṭha-caraṇāmbujam

訳語

翻訳

彼らはこれまで宗教原則を全て実践していたため、主シュリー・クリシュナの蓮華の御足こそが、人生の至上の目標であると確信していた。だからこそ、主の御足を絶え間なく瞑想し続けた。

解説

主は『バガヴァッド・ギーター』(7-28)で、前世で敬虔(ルビ:けいけん)な行いをして、不敬虔な行いの反動から解放された者たちだけが至高主シュリー・クリシュナの蓮華の御足に専念できる、とおっしゃっています。パーンダヴァ兄弟たちは、現世はもちろん、前世でも最も敬虔な行いをしていましたから、常に不敬虔な行いの反動全てから解放されていました。ですから、彼らが至高主シュリー・クリシュナの蓮華の御足に心を集中させたのは当然です。シュリー・ヴィシュヴァナータ・チャクラヴァルティーによると、ダルマ、アルタ、カーマ、モークシャの原則は、不敬虔な行いの結果から解放されていない人たちが受け入れるものです。この4つの原則の汚れに影響されている人々は、精神界にいる主の蓮華の御足をすぐには受け入れられません。ヴァイクンタの世界は物質界をはるかに超えた領域にあります。物質界はドゥルガー・デーヴィーという主の物質エネルギーの管理下にありますが、ヴァイクンタの世界は主個人のエネルギーによって管理されています。