シュリーマド・バーガヴァタム 1.8.14

antaḥsthaḥ sarva-bhūtānām
ātmā yogeśvaro hariḥ
sva-māyayāvṛṇod garbhaṁ
vairāṭyāḥ kuru-tantave

訳語

翻訳

至高の神秘家、主シュリー・クリシュナは、パラマートマーとして全てのハートの中に宿っている。そのように、クル王家の子孫を守るためだけに、自らの力でウッタラーの胎児を包み込んだ。

解説

至高の神秘家である主は、完全分身の姿であるパラマートマーとして同時に全てのハートの中に、そして原子の中にさえ宿ることができます。ですから、ウッタラーの胎内のマハーラージャ・パリークシットを救うために胎児を包み込み、パーンドゥ王の孫として生まれてくるマハーラージャ・クルの子孫を守りました。ドリタラーシュトラの息子たち、そしてパーンドゥ王の息子たち双方とも、マハーラージャ・クルの王家に属しています。ですから、両者とも一般的にクル家として知られています。しかし、ふたつの家系に不和が生じた時、ドリタラーシュトラの息子たちはクル家として、パーンドゥ王の息子たちはパーンダヴァ家として知られるようになりました。ドリタラーシュトラの息子や孫たちは全員クルクシェートラの戦いで戦死したため、この王家の最後の息子はクル家の息子として呼ばれるようになります。