シュリーマド・バーガヴァタム 1.8.12
節
tarhy evātha muni-śreṣṭha
pāṇḍavāḥ pañca sāyakān
ātmano ’bhimukhān dīptān
ālakṣyāstrāṇy upādaduḥ
pāṇḍavāḥ pañca sāyakān
ātmano ’bhimukhān dīptān
ālakṣyāstrāṇy upādaduḥ
訳語
tarhi—そのとき; eva—もまた; atha—ゆえに; muni-śreṣṭha—ムニの筆頭者よ; pāṇḍavāḥ—パーンドゥ王の子全員が; pañca—5; sāyakān—武器; ātmanaḥ—自分自身; abhimukhān—~に向かって; dīptān—まばゆい; ālakṣya—それを見ている; astrāṇi—武器; upādaduḥ—構えた。
翻訳
偉大な思索家の中の筆頭者[ムニ][シャウナカ]よ。まばゆい光を放ちながら迫ってくるブラフマーストラを見たパーンダヴァ兄弟は、それぞれの武器を手に、迎え撃つ体勢をとった。
解説
ブラフマーストラは核兵器よりも緻密な武器です。アシュヴァッターマーがブラフマーストラを放ったのは、マハーラージャ・ユディシュティラを筆頭とする5人のパーンダヴァ兄弟、そしてウッタラーの胎内にいた唯一の孫を殺すためでした。ですから、原子爆弾よりも精密な力を発揮するブラフマーストラは、原子爆弾のような無軌道な武器ではありません。原子爆弾はいったん投下されると、標的とそれ以外の物体とを識別することができません。制御が全く効かないため、必ず一般市民も犠牲になります。ブラフマーストラはそのような武器ではありません。狙った標的だけに迫り、無関係の人々を傷つけずに攻撃します。