シュリーマド・バーガヴァタム 1.19.17
節
iti sma rājādhyavasāya-yuktaḥ
prācīna-mūleṣu kuśeṣu dhīraḥ
udaṅ-mukho dakṣiṇa-kūla āste
samudra-patnyāḥ sva-suta-nyasta-bhāraḥ
prācīna-mūleṣu kuśeṣu dhīraḥ
udaṅ-mukho dakṣiṇa-kūla āste
samudra-patnyāḥ sva-suta-nyasta-bhāraḥ
訳語
iti—このように; sma—過去そうだったように; rājā—王; adhyavasāya—忍耐心; yuktaḥ—従事して; prācīna—東側; mūleṣu—根と共に; kuśeṣu—クシャのわらでできた席; dhīraḥ—self-controlled; udaṅ-mukhaḥ—北側を向いている; dakṣiṇa—南側に; kūle—岸辺; āste—位置されて; samudra—海; patnyāḥ—の妻(ガンジス川); sva—自身の; suta—息子; nyasta—明け渡して; bhāraḥ—統治の責任.
翻訳
完璧に自己制御の境地にいたマハーラージャ・パリークシットは、ガンジス川の南側のほとりで、わらの上に座した。わらの根は東に向けられ、そして彼自身は北の方角を向いて座った。自分の王国はすでに息子に譲り渡していたのである。
解説
ガンジス川は海の妻として世に知られています。クシャのわらの席は、そのわらが根と一緒に土から抜かれているものが神聖とされ、その根が東を向く位置が最も吉兆とされています。北側を向くのは、精神的成功を得るのにさらに好都合とされています。マハーラージャ・パリークシットは宮殿を出る前に統治の責任を息子に譲っています。こうして、好条件が全て整った状況に置かれていました。