シュリーマド・バーガヴァタム 1.13.39
節
yudhiṣṭhira uvāca
nāhaṁ veda gatiṁ pitror
bhagavan kva gatāv itaḥ
ambā vā hata-putrārtā
kva gatā ca tapasvinī
nāhaṁ veda gatiṁ pitror
bhagavan kva gatāv itaḥ
ambā vā hata-putrārtā
kva gatā ca tapasvinī
訳語
yudhiṣṭhiraḥ uvāca—マハーラージャ・ユディシュティラが言った; na—~しない; aham—私自身; veda—それを知っている; gatim—出発; pitroḥ—叔父たちの; bhagavan—神聖なお方よ; kva—どこに; gatau—行ってしまった; itaḥ—この場所から; ambā—母なる叔母; vā—どちらも; hata-putrā—子どもたちを失って; ārtā—悲しんだ; kva—どこに; gatā—行ってしまった; ca—もまた; tapasvinī—苦行者。
翻訳
マハーラージャ・ユディシュティラが言った。「神聖なるお方よ。二人の叔父がどこへ行ってしまったのか、私にはわかりません。また、ご子息を全て失って悲しみに打ちひしがれた、苦行僧のような叔母をどこにも見つけることができません」
解説
高貴な魂であり、また主の献身者であるマハーラージャ・ユディシュティラは、叔母の喪失感、そして苦行者としての彼女の苦しみを思わないときはありませんでした。苦行僧はどのような苦しみに遭っても乱されませんし、逆にその苦しみが、精神的な道を進もうとする思いと決意を固くします。ガーンダーリー女王は、数多くの苦境のなかでも驚くべき気質を見せ、苦行に励む者の模範とも言える女性です。母親、妻、禁欲生活をする者として理想の女性であり、また世界の歴史を見ても、ガーンダーリーほどの素晴らしい質を備えた女性はほとんど見当たりません。