シュリーマド・バーガヴァタム 1.7.34

śibirāya ninīṣantaṁ
rajjvā baddhvā ripuṁ balāt
prāhārjunaṁ prakupito
bhagavān ambujekṣaṇaḥ

訳語

翻訳

アルジュナは、アシュヴァッターマーを縛り上げた後、基地まで連行したいと考えていた。怒りの表情を浮かべた人格神シュリー・クリシュナは、蓮華のような目で見つめながら、アルジュナに話しかけた。

解説

この節では、アルジュナも主シュリー・クリシュナも怒っている、と表現されていますが、アルジュナの目は灼熱した銅の眼球に、そして主の目は蓮華の花に例えられています。これは、アルジュナと主の怒りの質が同じレベルではないことを示しています。主は超越的なお方ですから、どのような境地にあっても絶対的です。主の怒りは、物質自然の様式の中にいる束縛された生命体の怒りとは次元が違います。主は絶対的なお方ですから、主の怒りも喜びも同じです。主の怒りは物質自然の様式から表現されるのではありません。献身者に対する主の好意の表れにすぎません。なぜならそれが主の超越的な特質だからです。ゆえに、主が怒ったとしても、その怒りが向けられた相手も祝福を受けます。主はどのような状況にあっても不変不動のお方なのです。