シュリーマド・バーガヴァタム 1.5.29
節
tasyaivaṁ me ’nuraktasya
praśritasya hatainasaḥ
śraddadhānasya bālasya
dāntasyānucarasya ca
praśritasya hatainasaḥ
śraddadhānasya bālasya
dāntasyānucarasya ca
訳語
tasya—彼の; evam—こうして; me—私のもの; anuraktasya—らに執着して; praśritasya—従順に; hata—~から自由な; enasaḥ—罪; śraddadhānasya—忠実な人物の; bālasya—少年の; dāntasya—従属させて; anucarasya—教えに厳格に従っている; ca—そして。
翻訳
私は聖者たちに強い愛着を感じていた。私は穏やかにふるまい、これまでの罪は聖者たちに仕えるうちに全て消えて行った。彼らに対する堅い信頼を心に抱き、感覚を抑えながら、私は体と心を使って彼らに忠実に従った。
解説
これらが、純粋無垢な献身者の段階に達すると期待される候補者が備えるべき資格です。その境地を望むからには、常に純粋な献身者との交流を求めるべきです。偽物献身者にだまされてはなりません。純粋な献身者の教えを受け入れるためにも、素直で穏やかな人物であるべきです。純粋な献身者とは、人格神に身も心も委ねている人物を指します。人格神が至高の所有者であること、そして他の魂は誰でも主の召使いであることをよく理解しているのです。純粋な献身者との交流だけが、通俗な付き合いによって積み重ねられた罪を洗い流すことができます。初心の献身者は純粋な献身者に誠実に仕え、教えには従順かつ厳格に従わなくてはなりません。これらが、現世で完成を達成することを心に誓っている献身者の証です。